今週の一週一言 9月16日~9月22日 負いかた一つで重荷も軽い フィールディング ヘンリー・フィールディング(1707-1754)…イギリスの劇作家、小説家、治安判事。小説『トム・ジョーンズ』が代表作で、イギリス小説の父と呼ばれている。 【如是我聞】 1つのことにとらわれると周りが見えなくなり、視野が狭くなる。また、それが悪循環する。それが私の欠点だ。この言葉は、1つのことにこだわりすぎて見えにくいものでも視点を変えれば見えてくるということに気づかせてくれた。 私は小2から野球を始め、小6から大学までピッチャーをしていた。同じピッチャーとしてメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の球速 160km/h を超えるスピードのある球に憧れ、いつかそんな球を投げようと練習に励んだ。だが、私は 130km/h しか投げることができず、結果も残せなかった。そんな中、沖縄県で甲子園出場経験のある方からアドバイスをいただいた。「打者は 3 割打てば良いと言われる。大半は、 2 割台、残りの 7 、 8 割の確率は抑えられるということ。」考え1つで、力やスピードで勝負せず、自分の持つ力で勝負できるということ学んだ。今でもこれは野球部の指導をさせていただいている中で、選手たちに伝えたいことである。また、今年 3 月、惜しまれつつ現役を引退したイチローは、 4000 本安打を達成した際に「 4000 本安打には、 8000 回以上悔しい思いをしている。その悔しさと常に、向き合ってきた事実は誇れる」と話した。トップアスリートの物の考え方に驚かされた。 最後に、私が名言好きという訳ではないが、ある先生はこのようなことを仰っていた。「忙しい時やしんどい時に『大変だ。』と口にするが大変という字は大きく変わる、と書く。だからそのような時こそ自分が大きく変われるチャンスだ。」自分もいつか人にこのようなことが言える教師になりたい。 (保健体育科 園田) >>> トップページへ http://www.otani.ed.jp
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