今週の一週一言 4月29日~5月5日 あなたも望まれてこの世に生まれてきた 大切な人なのですよ マザー・テレサ マザー・テレサ ・・・ 本名はアグネサ / アンティアゴ・ゴンジャ・ボヤジ(アルーマニア語)。インドのコルカタで修道女として、貧しい人々のための活動に従事する。 1979 年ノーベル平和賞受賞。日本を訪れたときに残した言葉が感銘深い。1910―1990年 【如是我聞】 今週の言葉は、以下のような症状をお感じの方々に効果があります。 ① 最近、失敗したり、つまずいたりして、気分がすぐれない方。 ② 人間関係に行き詰まりを感じている方。 ③ 時々、なんで生きているのかわからなくなる方。 ④ とことん、自分であることに嫌気がさしている方。 ⑤ もう全てがどうでもいいと感じてしまった方。 このような症状の見られない方には、残念ながら今週の言葉は響かない可能性があります。 しかしながら、「私」を真剣に生きていると、少なくとも一度くらいは、先のような症状に見舞われることがあります。悲しいですがそれが現実です。 今はそうではない、つまり、「自分大好き」、「私って最高」などと思っている人。または、自分のことを好きだとか嫌いだとか考えたことも無い人。どうぞ、もしもの時の常備薬として、今週の言葉を頭に入れておいてください。 もちろん、自分が嫌になる経験を心待ちにする必要はありません。でも、もしも、自分が大切な人に思えなくなったとき、それは、深く生きるチャンスです。そしてそれは、乗り越えられる壁です。 「夜明けに先んじて闇は無い」 心の闇も、夜明けの準備に過ぎないのです。人と成る、大切な準備なのです。 (文責:い)
大谷中学高等学校 (※著作権の関係上、WEBについては毎週掲載とならないことをご了承ください。)