一週一言インデックス

2023年10月11日水曜日

ルールは破ってもマナーは守れよ

一週一言

109日~1015

                                 

ルールは破ってもマナーは守れよ

             甲本 ヒロト  

甲本 ヒロト(1963-)

 岡山県出身の日本のミュージシャン。1985年、真島昌利らとTHE BLUE HEARTSを結成。1987年に「リンダリンダ」でメジャーデビュー。









【如是我聞】

私のなかで甲本ヒロトといえば、THE BLUE HEARTSというパンクロック・バンドのボーカルという印象が強いです)。1980年代後半から1990年代前半にかけて活動したため、1992年生まれの私はリアルタイムで活躍を見たわけではないが、彼らの曲からはパワーをもらい、「TRAIN-TRAIN」、「リンダリンダ」「情熱の薔薇」など聴くようになりました。

 「ルールは破ってもマナーは守れよ」というこの発言について甲本ヒロト自身もかつてラジオで、「ルールを破れって言っているんじゃないよ?(笑)。まあ、仕方なく破ることもあるけども。」と言っています。

正直これもよくわからないので、まず「ルール」と「マナー」の意味を調べることにしました。そしたら、以下の内容にたどり着きました。

 

「ルール」:守らなければならない 規則・決まりごと

「マナー」:「行儀、作法」(広辞苑第7版)とあり、個人の自発的意思に基づく心掛けや振舞いを指すものであり、法令で規制された行為規範とは異なるものと考えられる。

 

私の解釈としては、「ルール」は既に決まっている守るべきもので、「マナー」とは罰則はないが自分から意識して守るべきものだということです。さらに、時代や状況を鑑みてルールが変更されることはあるが、マナーが変わることはないのでは?と思いました。

 私はバスケットボールが好きで、現在でも社会人チームでプレーしています。バスケットボールでも、私が高校生の時と比べると、何ヵ所もルールが変わっています。しかし、試合開始時に「お願いします」と会釈したり、試合終了時に相手ベンチに行き、「ありがとうございました」と挨拶するといったマナーは変わっていません。マナーを守ることで、自分たちも相手も気持ちよく過ごせることができている気がします。

 

無理やりまとめてみると、「ルール」は守るべきものではあるが破ることはでき、変更することもできる。その一方で、「マナー」は人間関係を築いていくうえで必要なものであり、最低限守るべきものということでしょうか。数字上の年齢としては31歳(中身は到底そこにはいない)となった今、「マナー」は守れているのだろうか。今一度、自分の普段の行いに目を向けていきたいと思います。

(社会科  増田)





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